『ポジティブとネガティブ。透明な信念』 – 心と体のヒーリングスペース ♪ スフィア セラピストプログ – 鎌倉のカウンセリングとヒプノセラピー 心の悩み 親子関係 人間関係 恋愛と夫婦関係(浮気と不倫 セックスレス)引寄せの法則 ノンデュアリティー

ツイッターやFacebookでもよく見かけるし、クライアントさんにも良く居るのですが、

『頑張ってるけど、ついついネガティブに考えてしまうんです。』 と言う方がいる。

そう考えてしまう訳は分かるけど、その様な状態にある方を見ると・・・ 悲しくなる。

その多くは 「ポジティブシンキング」 の本当の意味を理解していないコーチやセミナー講師・メンターの影響を受けているのだと思う。


私は思う。

そのネガティブって、何?

ネガティブは有っちゃいけないの・・・?

そのネガティブに見えるあなたの部分って、本来は「物事を細かく見ようという繊細さ」だったり、「他者のことを優しく思いやる面」だったりするのではない?


何よりも、『ポジティブ』っていうのは、

『ネガティブが有るから、ポジティブで居られる』観念でしょう?


地球の半分が昼である時、もう半分は夜です。

この世に 『影・ネガ』 の無いモノって有る?

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中医学を学んだ時、中国人の先生が、
『陰と陽を理解して下さい。』と言って、1枚の紙を机の上に置いた。

『この紙の上の面が【陽】で、机の側が【陰】です。陰と陽を分けられますか?』

『そりゃ無理ですね。』

『でしょう? じゃあ、この紙を裏返しにしたら? どっちが陰でどっちが陽ですか?』

『? え~っと、上が陽で、机側が陰?』

『そう! その通り! 陰と陽は分ける事も出来なければ、逆転もするんです。』

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この世に、影の無いものなんて、太陽しか無いんだよ。


ビジネスなどではポジティブに捕らえる事は重要だけど、それは、ネガティブに捉えがちな物事・状況の「ポジティブな意味も積極的に考えてゆこう。」としなければ仕事に成らないからです。


問題は、『ポジティブに!』 と頭で一生懸命思う事が、心の中で「あぁ、ネガティブな私はダメだ。」と成ってしまう事。

これでは、ネガティブ側の自分に対するイジメや虐待と同じではない?


私は思う。

なぜ、両方を大切にしないの?

ネガティブに見える自分って、本来は、心優しい思いやりや、弱き者・幼い子供やハンディーを背負っている方などへの優しさでもあり、侘び寂びの心・細やかな感性 =日本特有の優しさとして、活かしてゆく、とっても大切な部分では無いの?

未だ多い「ポジティブ 対 ネガティブは相対するもの。」=「ネガティブは良くないもので、ポジティブに考えるのが良い事」という思い込み・観念。


『正しい』に成らないと、『正しく無い。に成ってしまう』そんな風潮・・・


もう、こんな透明な差別、残酷なポジティブシンキングなんて考え方は、捨てましょう。

相対する様に見える二つのものは、本来、一つのもの。

一つの球の、半分ずつなんです。

『あなた』も、その両方を合わせて一つに持ってなくちゃおかしいんです。


右の手と、左の手が、優しく合わさって『ありがとう。』『いただきます。』でしょう? (^_^)



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