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セラピー コラム

桜井ゆみ というヒプノセラピスト



もう20年近く前に「桜井ゆみ」というヒプノセラピストがいました。
私の知る限りでは、過去生退行を含めた催眠療法を日本で最初に始めた方で、
当時、テレビや雑誌などでも大きく取り上げられた方でした。


その後、私がヒプノセラピストのトレーニングを受けていた頃、
人から聞いた話では残念ながらすでに他界したとのことでした。 


当時「私は何をしたいのか? それはセラピストなのか? なぜ成りたいのか?」
という疑問に答えを見出せなくなっていました。

そんな私の心に「うん!その通り・・・ その想いの表現がこの仕事ならセラピストで良い・・・ 
又、その時その時でより良いものがあればそれでいいんだ・・・。」と思いました。
 
あれから約20年、セラピーの取り組み方は私なりに変ってきたけれど、
仕事に向ける想いはここに紹介する詩が代弁している。

私達一人一人がどう生きるのか? それが私達の未来を創造している事なのだよ。



       「ニューエイジ・夢見る地球」 桜井ゆみ 三省堂 91年(絶版) 
       ・・・この本の後半に、こんな詩が有りました・・・  






 ・・・覚醒・・・

なぜわたしたち人類は、今だに迫害し、殺し合っているのだろう?


なぜわたしたちは戦争、差別なんてものを受け入れ続けているのだろう?


なぜわたしたちは機能障害(dysfunctional)の世界を作る機能障害の大人たち、ゾンビ人間でい続けるのだろう?


なぜわたしたちは、わたしたちの様な機能障害の大人たちを製造し続けるシステムに協力するのだろう?


なぜわたしたちは子供たちの人権を蹂躙し、彼らそれぞれが持つ独自性、人間性を溶かし、
鋳型にはめ込み、まるでプロセスチーズを製造し続ける様な育児、教育をしていくのだろう?


なぜ社会は、子供たちに対して残酷で虐待的なのか?


それ以前に、なぜわたしたちは、虐待を虐待と認識できないのか?


なぜわたしたちは機能障害の家族関係、学校教育を当たり前として受け入れ続けているのだろう?


なぜわたしたちは、お互いを傷つけ合って生きているのだろう?


なぜわたしたちは、傷つけ合い、虐待し合うことなく愛し合うことができないのだろう?


なぜ人類は、サド・マゾ、苦痛中毒でいるのだろう?


いったいわたしたちは、わたしたちが創造してきた苦しみ、痛みから何かを学んでいるのだろうか?


もし苦しみから学ぶことがあるとしたら、それは “もうそろそろ苦しむのをやめる” ということではないのだろうか?


なぜわたしたちは、お互いを人間として尊重して生きてゆくことができないのだろう?


性、人種、民族、国境、年齢、職業、地位にもかかわらず、なぜわたしたちは、
お互いを対等な人間として把握することができないのだろう?


なぜわたしたちには、差別主義、階級主義、序列づけが必要なのだろう?


なぜわたしたちは、他の人類仲間を搾取していく必要があると思うのだろう?


この一つの夢でしかないような一時的な「生」のために、なぜわたしたちはいつも失うのではないかと恐れ、
もともとないもの、不正なシステム、構造の中で、他から搾取したようなものにしがみつくのだろう?


なぜわたしたち人類は、他の種、動物、この惑星を搾取し続けているのだろう?


なぜわたしたちはこうも不自然で不健康で、みじめな生き方、社会を受け入れ、自己と他者に強いてきたのだろう?


なぜ人類は他の種より優越していると信じこんでいるのだろう?


なぜわたしたちは、動物たちに不必要な死と苦痛を与えるシステムを支持してきたのか?


なぜそれを当たり前だと思っているのか?


なぜわたしたちは、このように生きてゆく必要があると思うのか?


なぜわたしたちはこのような現実を創造し続けているのか?


なぜわたしたちが、この現実を創造しているのだということに目覚めないのだろう?


なぜわたしたちは、未だに眠り続けているのだろう?


半分起きてる? ではなぜ完全に覚醒して生きることができないのだろう?


なぜわたしたちは、半分眠って生き、失敗し、またやり直しをするために舞い戻り、
すぐに忘れて眠ってしまうなんてことをくり返すのだろう?


そして再び眠りこみ、失敗し、またやり直しをするために戻ってくる。 そしてまた眠りこんでしまう。


今が自己の創造性とその責任に気づき、自己のパワーに目覚めて生きてゆく時なのではないだろうか?


そして解決できなかったチャレンジ、終わらせることのできなかった仕事を完成してゆく時なのではないだろうか?


人々が意識的に目覚めながら現実を創造しようと試みている季節ーーーそれがニューエイジだ。




「ニューエイジ・夢見る地球」 桜井ゆみ (三省堂 91年 絶版)




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